しまりす写真館の現像室から

カラーネガフィルムでユルめに写真を撮っています

鈍色の空

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Pentax SL + SMC Takumar 55mmF1.8 + Kodak Gold 200

ずうっと家にいて、机の前に座っていると、なんだか足がむくんでくるような気がします。と、いうことを言い訳に、家の周りを少し散歩する。

この辺りの海水浴場はこの夏は閉鎖だそうで、アフターとか、ウィズとか、言われていますが、いやはや、想像もつかない世界に私たちは片足を突っ込んでいるような気がするわけであります。

ということで、今日もペンタックスのSL。あんまり深く考えずにパチパチ撮るのにちょうどいい「緩さ」の、良いカメラです。

しかし、こいつを携えて常磐線の旅に出ることができるのはいつのことになるのか。。

Life Is Automatic

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Minolta α-7xi + Fujicolor 200

ミノルタのα-7xiというちょっと変わったカメラで撮りました。レンズはどれだったかな。忘れました。ファインダーの中の液晶が抜けてしまっていて、軍艦部にある表示パネルを見ないと絞りやシャッタースピードを確認できないのですが、プログラムオートで使う分にはあまり支障はありません。オークションで落としたものですが、この時期のプラカメにありがちなボディの割れやベタつきはなく、結構気に入ってます。この写真もカメラ任せでシャッターを切ったのですけど、影に入ったネコちゃんの目のところにうまく露出を合わせてますね。20年前のカメラとは思えません。

妙に重いのと、のっぺりつるんとした形で、よく落っことしそうになりますが。

Quelle heure est-il?

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Leica M5 + Elmarit 90mmF2.8 + Kodak Ultramax

ジャン・ポール:「いま何時?」

アルベール:「さあ・・・」

時計がないと、困るよね。時計があっても、時計の針がないとやはり困る。

理由があって存在するものをいっときの事情でとっぱらってしまうと、後々、困ることがあるかもしれません。

この、時計の針をとっぱらってしまった小さな町の人びとのように。

Why Is Beer Served in Chinese Restaurants Always Too Cold?

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Minolta XD + New MD Rokkor 45mm F2.8 + Kodak 200

これまで様々な本を読んできましたが、つくづく感じるのは「真実」というものは時と場所によってその姿を容易にかえてしまい、ある人にとっては真実であることが、別のある人にとっては虚偽であり、ある時点において正しいことも、時間が経過した時点においてなお正しいかどうかは、それは誰にもわからないのではないか、ということ。

そのような中で、これだけはいつ、どんな時も、どこにおいても、真実であったというか、真実であり続けているのは「なぜ、ラーメン屋のビールはつも冷えすぎていて、かつ、コップは水でビチョビチョなのか!」と喝破した椎名誠氏の「さらば国分寺書店のオババ」の一節です。

この本は確か70年代の終わりに発刊されたものだと思うが、それからすでに50年を経過して、近所のラーメン屋でビールを頼むと、やはりビールはヒエヒエのチベタチベタ・ビールで、コップはビチョビチョなのである。これはもう永遠の真実といって何ら差し支えはないと考えるわけであります。

それはさておき、早くラーメンとビールを食べたい&飲みたいな〜。

Old Style Ramen Noodle JPY500

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Minolta α-7 + AF Zoom 24-105mm + Fujicolor 100

ラーメン食べたいな。。ビールも飲みたい。

ところで、ラーメンとビールを頼んで、ビールの前にラーメンが来たら、とても悲しいですよね。でもラーメンが伸びてしまうので、ビールを飲み終わる前にラーメンを平らげることになるのですが、そうするとお腹がいっぱいになって、残りのビールが残念な味わいとなる訳であります。

やっぱり人生って、むずかしい。

Blossom Unknown

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Minolta X700 + New MD Rokkor 28mmF2.8 + Kodak 200

ミノルタX700に入っていたネガカラーを現像して、ようやく新鮮なネタを仕入れることができました。

・・・と言っても、これ、いつ頃のものだろう。。