しまりす写真館の現像室から

カラーネガフィルムでユルめに写真を撮っています

Getting Things Simple

Ricoh GRIII

また夏がやってきましたね。久しぶりに新宿駅に行ったところ、小田急百貨店の駅ビルが丸っと消滅していてびっくり。

それはともかく、去年の年末に届いたGR IIIで新宿の街を撮ってみる。

街をハードモノトーンというモードで撮ると、しっくり来ることがわかった。

ちょうど一年前の去年の夏、Japan Camera Hunterというブランドのモノクロのフィルムをペンタックスの古い一眼レフとタクマーレンズで撮ったときのとおんなじ画像が得られるのだ。

フィルム代、現像台無しで。

青空が真っ黒に潰れて、なんだかそれっぽい。

小さなカメラでパシパシパシパシと画像が撮れていくので、楽なことこの上ない。写真を撮っているというよりも、瞬きしているような感覚で、自分の歩行の記録が画像になって残っていく。

あまり時間がなかったので、ほんの30分ほどの間のことだったと思いますが、次はもう少し、腰を据えて・・・いや、腰を据えてっていう感じとは程遠いんだけど、リコーGRの場合。なので、腰を据えないで、もう少し時間だけかけてダラダラと、街の写真を撮ってみたいな。

でも、このモードでいい感じの写真を撮る条件としては、空が晴れていることが必要だね。