なんだか、年々、年を追うごとに夏がハンパない状況な気がしているのですが、気のせいでしょうか。こんなに暑かったかな〜、日本の夏。どこかで聞き齧ったけど、暑すぎて蚊も涼しくなるまで出てこないようになったとか・・・昔のような蝉の鳴き声も聞こえないような気がするし・・・ただいまお昼の零時ですが、蝉の鳴き声は聞こえてきません。
と、いうことで、今年はもはや炎天下の中、街撮りに出かけることすら思いつかず、クーラーを効かせた部屋でじっと息を潜めている次第・・・。
そのうち、東京もシンガポールのように生活のメインの場所が地下街、というようなことになるのかも、しれません。
こんな時に重いカメラは持ち出す気になれませんよね。
頭がボーとしているから、露出を計算するのも億劫です。
そうすると、究極のポイント・アンド・シュート・カメラであるオリンパスPen EE-3の出番である。
レンズのピント位置は4メートルぐらい?で固定されていて、レンズの周りのセレン受光部で測定した明るさに応じて、シャッター速度が30分の1秒と250分の1秒の2速で切り替わり、絞りがF3.5からF22までの間で自動調整するという、単純なんだけど、よく考えるとなかなか精巧な仕組みのカメラである。光量の少ない部屋の中で近距離で撮ろうとすると、レンズが開放状態になるのでバチピンはちと厳しいですが、屋外にて中遠景を撮る分には十分シャープに写るのですよね、このカメラ。
小さいカメラはやはり可愛いな。ペンタックスから新しいハーフサイズカメラが発売されたので、興味があるのだけど、発売、即売り切れ(入荷待ち)ということで、それはそれで刹那的な物欲に駆られてポチッと逝かずに済むので、お財布には優しい状況である。よく考えてみれば、ハーフサイズカメラ、うちにはもう複数あるし・・・えと、7台くらいかな・・・新しいのはいらないですよね。ハーフで72カット撮り切るのって、意外と疲れるというか、時間がかかるので、手持ちの7台全部ローテさせるのに5〜6年はかかりそう。
ハーフサイズではありませんが、Rollei 35も小さくて体力を消耗せずに済むいいカメラです。目測だけど、固定焦点のPen EE-3とは違って被写体の距離に応じてピントを合わせられるし、絞り込めばシャープな写真が撮れます。
大は小を兼ねるのが普通だけど、カメラに関しては、「小は大を兼ねる」、ということになりそうですね。