しまりす写真館の現像室から

カラーネガフィルムでユルめに写真を撮っています

I want to be the me back in 2013 - 2013?

フイルム高くなりましたよね〜プロビア一本3,600円とか言われると・・・シャッターを押す指が震えます、マジで。ネガフイルムだってかなり高くなってきた。定番のフジカラー100が1500円。しかもおひとり様おひとつ限り、となってて、もうこうなってくると、後々の現像にかかる費用まで考え出すと、「一撮入魂!」っていうか、「ちょっと待て、ひとポチ一瞬、ケガ一生」っていうか、首から下げてるそのフイルムカメラ、それ「お小遣い焼却マシーン」なんですか、っていうか。

というようなわけで、すっかりこのところ、デジタルカメラでの撮影にかまけておりまして、そろそろこのブログのサブタイトルも、「デジタルカメラで気軽にパシャパシャやってます」とかに、変えますかねーって思い始めていたところで、1年以上前に装填したオリンパスPen FのProiviaを現像いたしました。

Olympus Pen F + Provia 100F

こうしてみると、フイルムで撮った写真、デジタルでは再現出来ないのかなって思っちゃいますね。昭和40年台のレンズのせいもあるのかな。レンズは38mmF1.8, 100mmF4.0, 25mmF4.0なんですが、「渋い」感じです。25ミリなんか、シャープに撮れてますよね〜。

うん、これは渋いわ〜。

1年以上室温(真夏の高温)で保管してたカメラの中でポジフィルム熟成させたからかもしれないけど。

やっぱ、PenFにはポジだな。ってもTri-Xを装填したばかりなので、ハーフフレームで72カットを撮り切って、次に新しいフイルムを装填する時には、令和7年になってるのかも。その時にProviaがまだ手に入るのかっていう・・・

My Dead Father was a Razor Sharp Sudoku Man

数字パズルのことをsudokuっていうんですね。今日初めて知った。

Ricoh GRIII

今日は西口の「大和屋」という昔ながらの街中華で中華そばを食べました。巷では家系とか豚骨とか凝った感じのお店にみんなが並んでいるけど、私はこういうところの普通のラーメンが好き。

ほんの少し前までは家系の暖簾をよく潜っていたような気もするけど、トシかな。

西口って運河に沿って屋台が並んでいたと思うんだけど、撤去されたのか、すっかりなくなっちゃいましたね。寂しい。でも南口に、ビルの中に土曜の昼前から全開営業中!の飲み屋街を集めたようなビルができてて、なんだかやはりカオスな感じなのだ、ヨコハマって。

If you don't bet, you never win. That's for sure.

Olympus E-P5 + M.Zuiko Digital 14-42mm

うちには、思うに任せて買い集めた色々なカメラがあるのですが(多くは中古品のため、大した価値はないのだけど)、一番気軽に手が伸びるのは、この10年落ちのデジペン5号だったりします。パッと手に取って、ぱぱっとシャッター切って、それで忘れられるのですよね。「よし、今日は街に出て、写真撮るぞ」っていう時に、敢えてこいつを持ち出そうっていう気にもならないけど。

人間の本性として、何か「覗く」ところがあると嬉しいから、EVF付きのデジタルのPen Fの方が人気だけど、なきゃないで特に困らないんですよね、EVFって。

レンズも正直、この電動ズームで十分なんですよね〜

うーん、いいカメラだ、これ。

そのうちバックアップのためににE-P7買うのかな。でもあれ、なにげにプラボディなんだよねっていうとこがちょっと萎えるっていう気も。

そんなことも考えると、このデジペン5号、オリンパスの「最後の良心」っていってしまって良いような気がする。こういうカメラを作って売りたい!っていうのを感じるんだよね。これ、2013年発売なんで、すでにあれから10年なんだけど、今から考えると、いろいろなことで、まだマシな世の中だったような気がしたりします。

If your trust turns out wrong…just sleep and forget it.

Nikon S2 + W.Nikkor 35mm + Kodak Ultramax400

人間の、というか、動物の「眼」って、すごい存在感ありまくり〜、ですよね。最近人の眼を見る機会が減ったのか、余計にそんな気がするな。「本能」って、なんだか怖いな。AIに任せて、ちょっとうっちゃっておきたい感じ。織田信長が斃れたのも「本能寺」。そういうことだったのだろうか。

なわけないか。

What's Wrong about Feeling Good?

Ricoh GRIII

Ricoh GRIII

Ricoh GRIII

「気分が良くてなにが悪い?」というのは、村上春樹の最初の小説「風の歌を聴け」の冒頭に出てくる架空のアメリカのSF作家の小説のタイトルだ。ほんとにそんな作家がいて、ほんとにそんな本があるんだ、と思って思わず図書館で調べてしまった。

はい、わりと騙されやすいタイプなのかもしれません。

Nikon S2: 行く年来る年

Nikon S2 + W. Nikkor 35mm F3.5 + Kodak Ultramax400

イカって、やはり「重い」。さまざまな人々の「想い」も背負って、ますますカメラも、カメラを持ってる私の方も重くなる時が、ある。

そこに持っていくと、ニコンS型は色々な意味で、軽い。実際軽い。二重像はライカM型のようにくっきりシャープ、とはいかないけれど、こいつをM型と比較するのはかわいそう。スクリューマウントライカと比べてどっちが?って問われたら、50ミリの等倍ファインダーの見えの良さとか、ニコンS2もけして悪くはない。

しかし、今回感度400のフィルムを使っていて発覚したのですが、私のS2、500分の1秒は切れてない・・・250分の1秒なら、なんとか。

このまま250分の1秒以下で縛るか、修理してもらうか・・・どうするかな〜。

W. Nikkor 35mmならF22まで絞れるので、ISO400で晴天でも250分の1秒が切れるなら、なんとかなるんだよね。ひとまず今日装填したウルトラマックス撮り切るまで、これでいくか。そのあとは、ISO100のフィルム専門で。

今年は秋に入ってからカメラとは別の趣味にハマってしまって、あまり撮影もしませんでしたが、来年もボツボツ撮っていこうと思います。