うちには、思うに任せて買い集めた色々なカメラがあるのですが(多くは中古品のため、大した価値はないのだけど)、一番気軽に手が伸びるのは、この10年落ちのデジペン5号だったりします。パッと手に取って、ぱぱっとシャッター切って、それで忘れられるのですよね。「よし、今日は街に出て、写真撮るぞ」っていう時に、敢えてこいつを持ち出そうっていう気にもならないけど。
人間の本性として、何か「覗く」ところがあると嬉しいから、EVF付きのデジタルのPen Fの方が人気だけど、なきゃないで特に困らないんですよね、EVFって。
レンズも正直、この電動ズームで十分なんですよね〜
うーん、いいカメラだ、これ。
そのうちバックアップのためににE-P7買うのかな。でもあれ、なにげにプラボディなんだよねっていうとこがちょっと萎えるっていう気も。
そんなことも考えると、このデジペン5号、オリンパスの「最後の良心」っていってしまって良いような気がする。こういうカメラを作って売りたい!っていうのを感じるんだよね。これ、2013年発売なんで、すでにあれから10年なんだけど、今から考えると、いろいろなことで、まだマシな世の中だったような気がしたりします。