日本の食料自給率は30%代だそうだが、我が家のカメラ自給率は2000%ぐらいである。昨日一台処分したけど、明日また一台増えそうな予感が・・・。
パリ左岸の「Shakespear's Bookstore」。今や完全に観光地と化したセルフィースポットだ。1993年の夏、道に迷って(今はスマホがあるが、少し前まで人は道に迷うことがあったのだ。特に見ず知らずの外国の街では)通りかかった本屋で道を教えてもらおうと思い、店にいたおっちゃんに「ドゥーユースピークイングリッシュ?」と聞いたら、「イエス、インディード」と返されのが今から思うとこの本屋さんだったはずだ。その時の記憶では、橋のすぐそばにあった本屋さんだったような気がしているのだけど・・・こんな店だったっけ?
いずれにしても順番待ちの観光客が店の外に長蛇の列を作っているというような光景は、なかったはずだ。
これ、確かズミクロンの35ミリだったと思うのだけど、「露出合っててくれ!」と祈るような気持ちで一枚だけシャッタを切ったことを覚えている。おじいさんとワン公。ワン公はちゃんと椅子の上に座らせてもらっているんだ。そして、一丁前に街ゆく人たちを傍観している。パリの人たちは本当に犬が大好きなんだね。
月曜日の朝9時ぐらいだったかな。シテ島にて。通勤途上のマダム。朝の日差しを愉しむように悠々と通り過ぎていった。東京の、例えば品川駅の月曜日朝9時の惨状を想い起こすと、同じ惑星とは思えないですね。
9月下旬の日曜日の午後の突然の土砂降りに見舞われた後、左岸のどこか。どこだったかな。
Elmarit 9cmをつけたままのM3で夜の街角をスナップ。ライカといえば、標準から広角系が得意なカメラ、なのだけど、中望遠もなかなかいい。意外と色々なものが撮れる。特にM3はファインダーの倍率が高いから中望遠のレンズと相性がいいのだ・・・これが理由でM3はなかなか手放せないのですよね。。シャッタ切らずに防湿庫にしまっておくと結局調子悪くなってしまうので、2台の維持は難しい、と分かってはいるのだけど。
こんな写真撮ったっtけ?と思うようなカットもあるけど、いずれも4〜5年前の、Covidに襲われる前のパリの様子です。
また、行きたいな。もう、無理かな。