しまりす写真館の現像室から

カラーネガフィルムでユルめに写真を撮っています

「東京ニコン日記」読了。

数寄屋橋交差点 Fujifilm X-T4 + XF14mmF2.8

田中長徳氏の「東京ニコン日記 カメラジャーナル新書11」(1998年6月1日発行)を中古本屋さんより、取り寄せ。730ページの分厚さで、実に堪能してしまった。おかげで有意義な3連休となりました。

私たちが日々当たり前のものとして目の前にある都市の風景は、50年も経ってしまうと、すべて、跡形もなく消え去ってしまうのだということが、よくわかります。

だから、こうして無目的的に写真(というか、デジタル画像)を撮り歩くということも、あながち全く無意味ということはないのかもしれません。

と、いうことで、早速21ミリ(35ミリ換算)のレンズをつけたX-T4で2023年の東京の街角を、撮っておく。

コリドー街 Fujifilm X-T4 + XF14mmF2.8

ところで最近、リコー・ペンタックス・ウイルスに冒されてしまったのか、24時間おきに発作のように襲ってくる「K -3MarkIII欲しいよ」症候群と格闘中です。最近、結局私が好きなのは、黒白の画像なのだということがわかってきた今日この頃。それならK-3モノクロームなんか逝っちゃってみちゃったりしちゃったりしたら、どうなっちゃうんだろう。とか、想像しない方がいいな。ほんとに欲しくなるから。

しかし、一日中よく降ったな〜。

おかげでマップカメラまでで出かける気がしなくなって、なんとか散財を回避することができました。